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助動詞と命令文

「できます」「したほうがよい」「かもしれません」は、動詞に助動詞を添えて表します。同じ助動詞でも複数の意味があるので、文脈と一緒に覚えます。

助動詞+動詞の原形​

助動詞例文日本語訳・用法
can
I can help you.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
手伝えます。能力・可能です。
could
Could you check this file?
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
このファイルを確認していただけますか?依頼です。
may
May I sit here?
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
ここに座ってもよいですか?許可を尋ねます。
might
The train might be late.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
電車が遅れるかもしれません。可能性です。
should
You should save a copy.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
コピーを保存したほうがよいです。助言です。
must
You must wear a seat belt.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
シートベルトを着用しなければなりません。義務です。

三単現でもShe can help.であり、can helpsにはしません。疑問文は助動詞を先頭に、否定は助動詞の後にnotを置きます。cannotの短縮形はcan'tです。

can:能力・許可・選択肢・依頼​

canをいつも「能力がある」と訳すと、仕事のやり取りを読み違えることがあります。誰が何をするのか、許可や依頼をしているのかを文脈から判断します。

使い方例文日本語訳・意味
能力
I can read English documentation.
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英語のドキュメントを読めます。技能・能力です。
状況上の可能・申し出
I can review it tomorrow.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
明日ならレビューできます。予定などの条件が合うことや、対応の申し出を表せます。
許可・選択肢の提示
You can close this issue.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
このissueはクローズしてかまいません。その行動を認める・選択肢として示す文脈です。
相手への依頼
Can you check the logs?
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
ログを確認してもらえますか?通常の依頼の文脈です。

Can you ...?は、本当に能力や対応可否を尋ねる場合もあります。依頼なら、能力の有無だけを答えるのではなく、引き受けるか・いつ対応できるかも伝えます。

You can close this issueは「クローズ能力がある」だけではない​

修正の確認が済んだやり取りなどで使うと、「クローズしてよい」「必要ならクローズできる状態です」と、相手に判断を委ねる言い方になり得ます。

The fix has been verified. You can close this issue if no further work is needed.

修正は検証済みです。追加対応が不要なら、このissueはクローズしてかまいません。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

Could you close this issue?

このissueをクローズしていただけますか?

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

最初は条件付きの許可・選択肢の提示、次は作業の依頼です。ただしYou can ...にも、文脈によっては婉曲な指示・依頼の響きが出ます。canだけで「完全に自由な選択」とは決まりません。

対応してほしいなら、依頼と担当・期限を明示します。選択を委ねたいなら、そのことや条件も添えます。実際の操作権限、未対応項目、チームのクローズ条件は別に確認します。チャットで意図を確認する会話でも比べられます。

canとbe able toの違い​

能力・実行できる条件については、canとbe able to + 原形が近い意味になる場合があります。通常の会話ではcanのほうが簡潔で、よく使います。

I can reproduce the issue.

その問題を再現できます。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

I am able to reproduce the issue.

その問題を再現できます。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

ただし、be able toはcanのすべての用法を置き換える表現ではありません。You are able to close this issue.は、基本的には操作できる能力・条件の話であり、You can close this issue.の許可や選択肢の提示を、そのまま表すとは限りません。操作できることと、運用上クローズしてよいことも別です。

他の助動詞・完了形・不定詞と組み合わせる​

形例文日本語訳
will be able to
We'll be able to use the test environment tomorrow.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
明日はテスト環境を使えます。
have been able toの否定
I haven't been able to reproduce the issue yet.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
まだその問題を再現できていません。
to be able to
I want to be able to read English documentation.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
英語のドキュメントを読めるようになりたいです。

この助動詞のcanには、will can / have can / to canのような形を使いません。そうした位置ではbe able toを使います。ただし、未来だから必ずwill be able toというわけではなく、I can review it tomorrow.のように、今わかっている予定・対応可能性をcanで表すこともあります。

couldとwas/were able to​

I could read English documentation before I joined the team.

チームに加わる前から、英語のドキュメントを読めました。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

I was able to reproduce the issue after updating the configuration.

設定を更新したあと、その問題を再現できました。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

前者のcouldは過去の一般的な能力、後者のwas able toは特定の場面で実際に成功したことを表します。過去の1回の成功を肯定文で報告するときは、通常was / were able toやmanaged toを選びます。

I could see the error message on the screen.

画面のエラーメッセージが見えました。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

I couldn't reproduce the issue yesterday.

昨日はその問題を再現できませんでした。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

see / hear / understandなどの知覚・理解や、できなかったことを述べる否定文では、特定の場面にもcould / couldn'tを使えます。「過去の1回ならcouldは一切使えない」と覚えず、動詞と成功・失敗の違いを見ます。

may:許可と推量を区別する​

mayには「〜してよい」という許可と、「〜かもしれない」という推量があります。

May I close this issue?

このissueをクローズしてもよろしいですか?

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

You may close this issue.

このissueをクローズしてかまいません。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

The fix may resolve the issue.

その修正で問題が解決するかもしれません。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

最初の2つは許可を尋ねる・与える文脈、最後は修正の結果を推測する文脈です。推量のmayは、解決を確認した報告ではありません。

Can IとMay I、Can youとMay you​

Can I ...?でも許可を尋ねられます。May I ...?は改まった響きになりやすいですが、「canは間違い」「mayなら必ず丁寧」という区別ではありません。

相手に作業をお願いする場合は、通常Can you ...? / Could you ...?を使います。May I ...?は自分の行動の許可を尋ねる形なので、相手への依頼を単純にMay you ...?へ置き換えません。

許可を与えるYou may ...は、話し手が許可を出す立場のように聞こえる場合もあります。社内外の関係や権限も考え、丁寧に見せるためだけに使わないようにします。

canの一般的な可能性とmayの個別の推量​

例文日本語訳・意味
The service can slow down under heavy load.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
負荷が高いと、サービスの動作が遅くなることがあります。一般的に起こり得ることです。
The service may be slow right now.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
今、サービスの動作が遅いかもしれません。現在の個別の状況についての推量です。

肯定文での典型的な違いです。特定の状況がそうかもしれないという推測には、may / might / couldなどを使います。canとmayを、単純な確率の高低だけで使い分けません。

may notの2つの読み方​

You may not access production without approval.

承認なしに本番環境へアクセスしてはいけません。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

The test may not pass.

テストは通らないかもしれません。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

前者は許可の否定、後者は「通らない可能性がある」という推量です。禁止を明確にしたいならYou are not allowed to ...なども使えます。may notだけを見て必ず禁止・必ず推量と判断しません。

can'tも、操作できないことや禁止、強い否定の推量などを表せます。例えばThat can't be the right log file.は「それが正しいログファイルとは考えられません」です。どの助動詞でも、何を判断しているのかを確認します。

should・be supposed to・must・need to・have to​

どれも「〜すべき」「〜しなければならない」と訳せる場合がありますが、助言なのか、決まり・予定なのか、必要性なのかという観点が違います。同じ作業でも、伝えたいことに合わせて選びます。

表現例文日本語訳・この文での観点
should
We should check the backup before deployment.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
デプロイ前にバックアップを確認したほうがよいです。望ましい行動を勧めています。
be supposed to
We're supposed to check the backup before deployment.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
デプロイ前にバックアップを確認することになっています。決まり・合意済みの手順を示す文脈です。
must
We must check the backup before deployment.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
デプロイ前にバックアップを確認しなければなりません。強い義務・必要性を直接示しています。
need to
We need to check the backup before deployment.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
デプロイ前にバックアップを確認する必要があります。安全に進めるために必要な作業という観点です。
have to
We have to check the backup before deployment.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
デプロイ前にバックアップを確認しなければなりません。規則や状況から必要になることを説明する文脈です。

shouldとbe supposed to:勧めるのか、決まっているのか​

shouldは「そうするのがよい」という助言・判断に使います。be supposed toは「そうすることになっている」と、規則、役割、約束、予定などに基づく期待を表せます。自分が今提案していることと、すでに決まっていることを区別します。

Should we deploy today?

今日はデプロイしたほうがよいでしょうか?

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

Are we supposed to deploy today?

今日はデプロイすることになっていますか?

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

最初は今デプロイするのがよいかという判断、次は予定・手順の確認という文脈です。相手が予定を確認しているなら、賛成かどうかだけでなく、合意済みの日程や条件を答えます。ミーティングで予定と必要な条件を確認する会話でも比べられます。

be supposed toだから「守らなくてもよい」という意味にはなりません。重要な規則や担当作業にも使われます。一方、どの表現でも、予定・期待を述べただけでは受諾や完了の報告にはなりません。

予定・担当・仕様の想定を実務で伝える例と、be expected to / be scheduled to / be meant to / be due toの使い分けは、英語表現ガイドの予定・期待・決まりを伝えるで紹介しています。

must・have to・need toは丁寧さの順位ではない​

mustは強い要求や規則を直接示すとき、have toは規則や事情による必要性を説明するときによく使います。ただし、「mustは必ず自分の意思、have toは必ず他人の命令」という固定の区別ではなく、意味が重なる場合もあります。

need toは目的を達成するための必要性に注目できますが、必ず弱い表現というわけではありません。You need to ...でも強い指示に聞こえることがあります。We need to ...で共通の課題として伝える場合もありますが、weにするだけで負担や権限の問題がなくなるわけではありません。

業務では、助言なのか必須条件なのか、その根拠、担当、期限を明示します。仕様書などでMUST / SHOULDの意味を定義している場合は、その文書の規約に従います。例えばRFC 2119のSHOULDは、単なる気軽な提案ではなく、例外には理由と影響の検討が必要な推奨です。

形と過去の表し方​

should / mustの後ろは原形ですが、be supposed to / need to / have toには別の形の規則があります。

  • be supposed to + 原形:主語・時制に合わせてam / is / are / was / wereを使います。疑問文はAre we supposed to ...?などです。We supposed to ...のようにbeを抜きません。
  • need to + 原形:三単現はneeds to、過去はneeded toです。疑問文はDo we need to ...?などです。
  • have to + 原形:三単現はhas to、過去はhad toです。疑問文はDo we have to ...?などです。未来の必要性にはwill have to / will need toも使えます。

We had to rerun the tests yesterday.

昨日はテストを再実行しなければなりませんでした。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

We were supposed to finish the review yesterday, but we haven't finished it yet.

昨日レビューを終える予定でしたが、まだ終わっていません。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

最初は過去の義務・必要性、次は過去の予定です。was / were supposed toには予定が実現しなかった含みが出る場合もありますが、その形だけで未実施と決まりません。この例ではbut ...で未完了を明示しています。

過去の義務をmust have doneで表すわけではありません。助動詞の完了形で説明するように、must have doneは通常、過去についての強い推量です。

shouldとbe supposed toの「〜のはず」​

The tests should finish soon.

テストはもうすぐ終わるはずです。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

This tool is supposed to support CSV imports.

このツールはCSVのインポートに対応しているはずです。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

shouldは助言だけでなく、状況から見込む結果にも使います。be supposed toも、仕様・説明・評判などに基づく想定を表せます。どちらも、実際に完了や動作を確認したという報告とは限りません。業務上の判断では、想定と確認済みの事実を分けます。

must notとdo not have to​

You must not share your password.

パスワードを共有してはいけません。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

You do not have to attend this meeting.

この会議に出席する必要はありません。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

must notは禁止、do not have toは不要です。義務を表すhave toの過去はhad to、疑問文はDo you have to ...?です。未来の能力はwill be able toで表せます。

ほかの否定形も、同じ「しない」ではありません。

否定形例文日本語訳・この文での意味
shouldn't
You shouldn't skip the review.
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レビューを省かないほうがよいです。省くのは望ましくないという助言です。
be not supposed to
You're not supposed to skip the review.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
決まりでは、レビューを省いてはいけません。規則に反する行動を指す文脈です。
don't need to
You don't need to attend this meeting.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
この会議に出席する必要はありません。不要であり、禁止ではありません。

規則の文脈のnot supposed toは、「しなくてもよい」ではなく「することが認められていない・期待されていない」です。一方、don't have to / don't need toは義務・必要性がないことを示し、その行動を禁止したり、他の規則で許可したりする表現ではありません。

not supposed toは、設計・意図に反することにも使えます。

The test isn't supposed to modify the database.

そのテストはデータベースを変更しない設計です。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

これは想定される動作の説明であり、実際に変更していないことを確認した報告ではありません。

推量と過去についての判断​

mustは強い推量にも使います。You must be tired.は「疲れているでしょう」です。

She may have missed the train.

彼女は電車に乗り遅れたのかもしれません。

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I should have checked the date.

日付を確認するべきでした。

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助動詞 + have + 過去分詞は助動詞の完了形です。過去の出来事など、基準時点より前のことを判断します。単なる過去形ではなく、助動詞ごとの意味が残ります。

形例文日本語訳・意味
should have:過去への反省・批判
We should have tested thoroughly.
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徹底的にテストしておくべきでした。実際には十分にしなかったことを振り返ります。
could have:実現しなかった選択肢
We could have used a backup, but we didn't.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
バックアップを使うこともできましたが、使いませんでした。
could have:過去の可能性
The server could have restarted overnight.
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サーバーが夜間に再起動した可能性があります。実際に起きたかは未確定です。
must have:過去への強い推量
You must have spent a lot of time on this report.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
この報告書にかなり時間をかけたのでしょう。
would have:想定した過去の結果
I would have joined the call, but I was in another meeting.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
別の会議に出ていなければ、通話に参加していたでしょう。実際には別の会議に出ていた、という背景です。
might have:控えめな推量
The client might have missed our message.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
顧客は私たちのメッセージを見落としたのかもしれません。

should haveは後悔だけでなく、「もう〜しているはず」という期待にも使います。

The tests should have finished by now.

今ごろテストは終わっているはずです。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

これはテストが終わっていないと断定する文ではありません。期待と実際の完了は別なので、必要なら実行結果を確認します。

must have doneは「〜したに違いない」という推量で、過去の義務ではありません。義務ならWe had to rerun the tests.(テストを再実行しなければなりませんでした)のようにhad toを使います。

could haveも、常に「実際にはしなかった」とは限りません。上の表では、but we didn'tが未実現を明示しています。原因を推測する場合のcould / might / must haveは、証拠の強さに合わせて選び、原因確定の報告とは区別します。

We should have tested ...は、それ自体を仮定法過去完了と分類する形ではありません。一方、would haveやcould haveは仮定した結果にも使うので、条件が明示されているか、文脈に含まれているかを確認します。

would have / should have / could have / must haveは、would've / should've / could've / must'veと短く書けます。'veはhaveであり、似た音に聞こえてもshould ofとは書きません。

We should've tested thoroughly.

徹底的にテストしておくべきでした。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

We could've used a backup, but we didn't.

バックアップを使うこともできましたが、使いませんでした。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

You must've spent a lot of time on this report.

この報告書にかなり時間をかけたのでしょう。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

I would've joined the call, but I was in another meeting.

別の会議に出ていなければ、通話に参加していたでしょう。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

会話では、助動詞としてのhaveが弱く発音され、前後の音とつながることがあります。例えばshould'veは/ʃʊdəv/のように聞こえ、単独のhaveの/hæv/とは違います。短縮していない綴りでも、会話では同様に弱く発音されることがあります。

I'd have joined the call, but I was in another meeting.

別の会議に出ていなければ、通話に参加していたでしょう。

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That'd be helpful.

そうしていただけると助かります。

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I'd have joinedのI'dはI would、That'd beのThat'dはThat wouldです。I'd checkedならI had checkedになります。ただしI'd better checkはI had better checkという別の定型表現です。

発音はアクセント・速さ・強調で変わります。読み上げ音声が自然会話の弱形を必ず再現するわけではありません。形の見分け方と聴き取りの練習は、英会話の短縮形の聴き取りにまとめています。

否定形:shouldn't have・wouldn't have​

通常の否定形は助動詞 + not + have + 過去分詞です。notをn'tに短縮しても、過去分詞は変わりません。

短縮しない例文よく使う短縮形日本語訳
We should not have shared that file.
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We shouldn't have shared that file.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
あのファイルを共有すべきではありませんでした。
If I had known it was confidential, I would not have shared it.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
If I had known it was confidential, I wouldn't have shared it.
速度 1.0 / 自動選択 / en-US
機密だと知っていたら、それを共有しなかったでしょう。
We could not have finished without your help.
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We couldn't have finished without your help.
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あなたの助けなしでは、終えられなかったでしょう。

最初のshouldn't haveは、この文脈では共有した行動への反省です。wouldn't haveは仮定した条件での否定の結果であり、単なる過去形のdidn't shareとは違います。最後のcouldn't haveも、この文では「助けがなければ不可能だった」という意味です。

I would not haveは、まずI wouldn't haveで覚えます。I'd not haveのように主語とwouldを短縮する形もありますが、I'dn't haveとは書きません。肯定のI'd haveだけでは否定にならず、notを省略してよいわけではありません。

shouldn't've / wouldn't've / couldn't'veのような二重の短縮も、非常にくだけた表記で見かけます。通常のメールやチャットではshouldn't have / wouldn't have / couldn't haveを基本にすると読みやすくなります。綴りにhaveが残っていても、会話では弱くつながることがあります。

否定の音を聞き落とすと判断が逆になるため、否定形の聴き取りで肯定と比べてください。

had better:特定の状況での助言・警告​

had better + 動詞の原形は、ある状況で「〜しておいたほうがよい」と強く勧める定型表現です。しないと好ましくない結果になる、という含みが出ることがあります。hadがあっても、通常は現在・未来の行動への助言です。

You had better check the backup first.

まずバックアップを確認しておいたほうがいいですよ。

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You'd better check the backup first.

まずバックアップを確認しておいたほうがいいですよ。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

このYou'dはYou hadです。You would better check ...やYou'd better to check ...とはしません。否定はhad better not + 原形です。

You'd better not deploy it until the tests pass.

テストが通るまでは、デプロイしないほうがいいですよ。

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shouldは一般的な助言にも使えますが、had betterは特定の状況での注意・警告になりやすい表現です。業務上のリスクを伝える場面でも使えますが、口調や関係によっては強い指示や脅しのように聞こえる場合があります。顧客や同僚への通常の提案で、丁寧にする目的だけで選ぶ表現ではありません。必須の制約は理由とともに明示します。

You'd be better offとの違い​

You'd be better off checking the backup first.

あなたにとっては、まずバックアップを確認するほうがよいでしょう。

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これはYou would be better off + ing形であり、You had better + 原形とは違います。beとoffを含むまとまり、後ろがcheckingかcheckかまで確認します。

It'd be better to check ...もIt would be better to check ...です。形と意味は仮定法過去の助言表現、短縮前後の聴き比べは英会話で確認できます。どの表現も、常に丁寧・失礼という分類ではありません。

命令・提案・以前の習慣​

命令文は動詞の原形で始め、否定はDon't + 原形です。Pleaseを添えても、相手によっては指示的に聞こえるため、依頼ならCould you ...?なども選びます。

Let's take a short break.

少し休憩しましょう。

速度 1.0 / 自動選択 / en-US

Let's not ...は「〜しないでおきましょう」です。used to + 原形は今とは違う以前の習慣・状態を表します。I used to work at a bank.は「以前は銀行で働いていました」です。

確認問題​

  1. She can ___ us.にhelp / helpsのどちらを入れますか?
  2. 「明日は来る必要がありません」はmust not / don't have toのどちらで表しますか?
  3. 「このリンクを共有していただけますか?」をCouldで始めて英語にしてください。
解答・解説を見る
  1. helpです。助動詞の後は原形です。
  2. don't have toです。禁止ではなく、来なくてもよいという意味です。
  3. 次のように書けます。依頼の範囲を明確にするなら、誰に共有するかも補います。

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関連項目:受動態

参考:Cambridgeのcan・could・may、be able to、should、be supposed to、need、had better、短縮形、EnglishClubの否定の短縮形、British Councilのhave to・must・should